顎骨再建

『顔面の対称性を考慮した顎骨再建』
(担当:岩井俊憲。外来:月・火(午後)・木(午前))

 顎骨(あごの骨)を腫瘍などにより切除した場合には,プレートや自分の体の骨を使って顎を再建(形と機能の回復)する必要があります。特に,下顎骨が切除されると,顔の形が変形し,術後に良好な顔面の対称性が得られないことがあります。われわれは治療前にCTを撮影し,シミュレーションソフトで患者さんごとに最も適した顔面の形態が得られるように自分の骨(腓骨:足の骨(スネの骨のとなりの骨))をいくつかのピースに切ります。そのシミュレーション通りに,腓骨の骨切りが手術中に反映されるように骨切りガイドを作製して,良好な顎を再建しています。

コンピュータ支援手術のご希望がありましたら,紹介状(できれば画像データも)を持参のうえ,ご相談下さい。
【News】

・2015/2/13 岩井俊憲助教のコンピュータ支援による顎骨再建の研究が神奈川新聞に掲載されました。

横浜市立大学附属病院(代表)045-787-2800 
→岩井先生へメールでのお問い合わせはこちらから


<シミュレーションソフトでの腫瘍切除(下顎骨の骨切り)のシミュレーション>

<シミュレーション:腓骨を下顎の形態に合わせて骨切りし,下顎骨を再建>

<シミュレーションした骨切り通りに腓骨を切るためのカッティングガイド>

<ガイドに合わせた骨切り後にプレートで骨を固定。実物モデル通りの下顎が完成>